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STORY風雲会社伝

世界を面白くしよう! 化学反応が起きる会社MOBB。

大阪
株式会社MOBB 代表取締役 川邊 晃 氏
2014年4月設立。株式会社MOBBは新進気鋭のシステム開発及びWEB制作会社。苦労と努力により会社を立ち上げたCEO川邊晃氏は、時代を担う若きリーダー。 そんな川邊氏に、烏合(うごう)の衆(規律も統制もなく、ただ寄り集まっているだけの集団。)と言う意味を持つmobから命名した社名に込めた思いや将来の夢を熱く語っていただきました。

起業を決意したのは17才のとき 意欲のある人たちと社会を良くしていきたいという思いから

設立されてまだ1年3ヵ月ですが、起業しようと思われたきっかけは?

僕が会社を作りたいを思ったのは17才のときです。それは祖父の影響によります。祖父は熊本で採掘の会社を経営していたのですが、街でふらついてるいわゆるヤンキーと呼ばれる人を雇い、会社で寝食を共にしながら、一人前になるまで面倒を見る人でした。そんな人徳から多くの人から尊敬されてたそうです。母が子供のときに祖父は他界し、祖母や母から話を聞き、祖父が志半ばで逝ってしまったのがとても残念だったんです。

それで、お祖父さまの遺志を継ぐのは自分しかいないと?

そうです。ただ何をすればよいのか、よくわからず、まずは社会のことを知ろうと年間300冊ほどの本を読み漁りました。最初は自己啓発の類からはじまり、歴史や社会に関する本を。その後、いつかビジネス展開したいと考えていた国を訪ねてその国の文化やそこに生きる人の国民性を学んだり。

どちらの国を巡回されたのですか?

アジアを周りました。シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、香港、上海。そのような国をめぐって、日本は恵まれていると思いましたね。意欲があり能力もあるけど、貧しくてやりたいことができない人がたくさんいるんですよね。 僕はそんな人たちと仕事をしたい、自分たちはもっともっとできるのだと証明したい。そんな人たちに機会と場所を与えたいと強く思いました。

高校卒業後はどうされたのですか?

実は高校の頃は医学系進学コースだったのですが、起業するのに医学部は違うと思い、理系から文系に進路を変更しました。しかし文系は得意ではなく、受験に失敗したんです。(苦笑)その後、新聞配達所に住込みで働きながら、予備校に通っていましたが、起業するのに果たして大学に行くことが必要かどうかを考えるようになり、とりあえず社会に出ようと。2年半くらい朝昼夜のアルバイト生活をしました。 飲食関係から土木関係、大型プリンターの修理など様々な事を行いました。 その後、就職しホームページの企画営業をした後、美容関連事業の管理システムの会社に。 管理システムの会社ではシステムの構築や分析、マーケティング、コンサルティングができる人材を募集していましたので、志願しましたが、経験もスキルもない僕は、「キミは若く、経験がないので無理だと思う」と言われました。ですが、その仕事が面白そうだと思ったので、「給料はいらないから働かせてください。」とお願いしたんです。

そのシステム管理会社にご入社されたのですか?

そうです。シビアで、本当に給料がもらえなくて。(苦笑)早朝から夜中まで毎日働いて、それでも経験もスキルもなかったので成果があがらず10か月、無給で働きました。 その後、前職でホームページ制作の営業をしてたので、電話営業の会社に出向させてもらいました。そこには200人ほどのスタッフがいましたが、僕は他の人と違って仕事に対してハングリーで、1~2か月後には営業成績がトップクラスになりました。毎月相当の利益が出せるようになりました。その後、管理会社に戻った後は、勉強も物凄くして、トップ営業で、順調に200社500店舗くらいの顧客を持つようになりました。 するともっとこんなことができる、こんなサービスを提供したいと考えるようになり、会社に提案しましたが、開発が遅く、そこでできることの限界を感じて。とてもやりがいがあって、お客様からのご信頼もいただいていたのですが。

そこを辞められてMOBBを立ち上げられたのですね?

そうです。以前からお付き合いのあるお客さまがテナントビルの一室を貸してくださったのですが、6階建てのビルの8階で。(笑) 良く言えば、ロフトなんですが、窓が一切なく、コンクリートに覆われた部屋でした。 空調設備もなかったので夏は、首にタオルを巻いたり、タライに足を入れたり。

まるで漫画のような仕事場ですね。

本当にそうです。(笑)MOBBを立ち上げる1年前までは、朝8時から夜9時までの昼の仕事の後、夜9時から3時までバーで働いていました。会社を設立する3か月前は、深夜3時から早朝5時まで、立ち上げの準備をしてましたね。 その頃は月500時間、1日17時間くらい働いてました。その時の経験が、どんな状況になってもやっていける自信につながりました。こちらのオフィスには昨年の12月に移転しました。

プロモーション事業で得た利益をシステム開発へ

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設立後はどのような仕事をメインでやられているのですか?

立ち上げ当初は、ホームページの制作をメインにしてました。僕たちの顧客は多額の広告予算を出せるお客さんではありません。でも、そういう顧客はプロモーションできないのか、マーケティングして集客できないのか。できる方法はないか。と考え、僕らはコンテンツマーケティングやインバウンドマーケティングといった、いわゆる自分たちで情報を発信して広告費用をかけずにプロモーションしたり、既存のメディアに取り上げてもらう手法を提供しています。 またそれと合わせて、美容業界の管理システムの構築も考えています。

それがDMP(データマネジメントプラットフォーム)ですか?

そうです。管理システムを構築するだけなら、他の企業でもやっていますが、プロモーションの事業を展開する中で、よりカテゴライズした広告をやるためにはビッグデータが必要なんです。現在、開発中の管理システムは、予約管理、顧客管理、売上管理、カルテ管理、在庫管理、売上分析、マーケティング分析をパッケージングしており、マルチディバイスに対応しています。従来なら、数百万円で販売、または月額で数十万円と言った大きなシステムですが、僕らはこれを無償で提供しようと考えています。 時間も費用もかかりますが、プロモーション事業で得た利益をこの開発に回しています。

データを使って最適な人たちに最適なモノを提案

業界の今までの常識をやぶるサービスを考えていらっしゃるのですね。

DMPに蓄積されたビッグデータはDSP(デマンドサイドプラットフォーム)にも使えるんですね。DSPは、Webを見た人が、どんな物に興味があるのか、どんな物を買っているのかといった情報をCookieから得て、リアルタイムビディング(リアルタイム入札)といった効果の高い広告配信をできる技術ですが、さらに精度を高めるために、先ほどお話したDMPから個人情報を除いた情報、例えば、僕なら、20代後半、男性、IT企業の経営者というふうにカテゴライズされた情報を提供することによって、より効果的な広告ができるんです。

なるほど。よりターゲティングされたWeb広告ができるのですね。 ただ、そのようなビッグデータは個人情報漏えいなどが懸念されますが?

セキュリティーを万全にしたとしても漏れないという保証はないですね。政府ですら漏れるわけですから。ある程度のリスクは派生すると思います。ただ、僕らが扱うデータは個人情報をカットしてますし、FacebookやAmazonと同レベルのセキュリティーをしているので、僕たちのとこで漏れるなら世界中で漏れるだろうくらいの覚悟です。提供するデータは個人情報をカットした統計データですし、細心の注意を払っています。

個々のスキルの融合で未知の可能性を生み出し、日本から世界へ

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今後の展望として具体的な計画はありますか?

DMPの開発に1年、拡散に3年、それを海外を含めたマーケティングやプロモーション広告事業展開に4年。そして、その後、僕はIOTに取り組みたいと考えているんです。

IOTですか?

Internet of things「モノのインターネット」。元々、ITをやりたいと思ったのはIOTがスタートだったんですね。空飛ぶ車、僕の憧れはバットマンやアイアンマンなんです。(笑)これをやりたいから、IT関係で会社を興そうと思ったくらいなんです。1990年代のインターネットに値するのが、2010年代の今、IOT元年と言われています。これからはオールドインダストリー、斜陽産業と言われているものとITなどのテクノロジーを融合することで、新しいモノが生まれるでしょう。またアメリカから始まったスマートグリッド(電力の流れを供給側・需要側の両方から制御し、最適化できる送電網。)によって電力を自動的に管理する時代も来るだろうし。今あるのはウエアラブルですが、次は情報端末を身体に埋め込む「インプランタブル」が出てくるでしょうし。その次は神経系統との結合、サイボーグですよね。 この事業のための人材もすでに、考えています。

川邊CEOのお話は、ワクワクしますね!

この話なら何時間でも。うちの採用面接は、面接に来た人より、僕の方がたくさんしゃべるんです。(笑)

MOBBにとって必要な人材は?

欲しいのは仕事ができなくても意識の高い人。一番欲しくない人材は、仕事はできるけれど意識の低い人。意識の高い人は成長速度も早いんですね。よく2.6.2の法則と言いますが、僕は仕事ができて意識の高い人の中で2.6.2を構成したいですね。世界で闘える企業になりたいと思っているので、世界で活躍できる人材になりたいと言う意識ですね。ただ社員も選ぶ権利があると思います。だから、社員から信頼されて、社会的な意義がある魅力的な会社にするのが僕らの役目ですね。

取材日: 2015年7月17日

株式会社MOBB

  • 代表取締役: 川邊 晃
  • 設立: 2014年5月
  • 事業内容: WEBサイト制作事業/広告コンサルティング事業/スマートフォンアプリ開発事業
  • 所在地:〒556-0021 大阪府大阪市浪速区幸町2-3-14 ダイトービル7F
  • TEL: 06-6556-7579
  • URL: http://mobb-inc.jp/
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