職種その他2020.09.12

ブラジルで出会ったダイバーシティファミリー。ルーツは地球!

東京都
編集ライター
映画とラテンと音楽と
JUNTO

 8月末に米国で起こった黒人銃撃事件に対して、NBAやMLBの選手、テニスの大坂なおみ選手などが、抗議の意思表示をして話題になりました。

日本にいると、肌の色による差別問題の深刻さは感じにくいのですが、米国やブラジルなど移民の多い国ではセンシティブな問題です。

肌の色の違いで思い出したのが、ブラジルで出会った友人Fの家族です。
Fは日本に留学していましたので日本語が堪能。でも日系人ではありません。

Fのホームパーティーに何度か行ったことがあるのですが、その家族の肌の色が多様なことには驚かされました。

Fの母方の祖母はブラジルの東北部出身で、肌の色が少し黒く小柄で陽気なブラジル人。
ルーツははっきりしませんが、おそらく先住民族と白人、少しはアフリカ系も入っているかも、といった感じ。

一方、Fの母は大柄でふくよかなアフリカ系。

Fと弟2人は、アフリカ系のミックスとはわからない肌の色と顔立ちですが、妹は肌の色は白いのですが、顔立ちは母親似。

さらにFの妹の夫が日系3世(祖父母が日本生まれ)なので、娘は目と髪の色は黒いのですが、目がぱっちり二重の美人チャン。
ちなみに日系人ではないFは日本語が話せるのに妹の夫は日本人顔なのに日本語がまったく話せなかったです。

それでもってFの義父は白人、叔父さんは白人、でもその妻はアフリカ系、という家族構成。

Fの家族構成と肌の色を説明しているうちに、何が何だか…こんがらがってきました…。

何が言いたいのかといいますと、ブラジル人、とくにサンパウロの人たちは、もはや自分のルーツとなる人種が何なのかわからないほど、ミックス化が進んでいるということです。

彼らにとって「自分はブラジルに住んでいるからブラジル人。ルーツは地球人」なのでしょう。

世界では今だに人種の対立が問題となっていますが、Fのファミリーのように、様々な人種が家族になることが、人種間の対立をなくす最適な方法なのかもしれません。

追記:先月ご紹介した日本に戻れなくなっていたユーチューバー「ちゃんちーとす」の二人は、無事日本に帰国し、PCR検査は陰性、今はホテルで自主隔離中のようです!

 

プロフィール
編集ライター
JUNTO
普段は固めの記事広告ライター。ときどき映画やラテン絡みでもお仕事してます。 10年前に2年ほどブラジルに滞在して以来、ラテンカルチャーを日本で広めようと奮闘中。 写真は建築家オスカー・ニーマイヤーが設計したリオのニテロイ現代美術館。

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