職種その他2021.03.27

SDGsの視点で見るオススメ映画(5) 『風をつかまえた少年』

東京
編集ライター
映画とラテンと音楽と
JUNTO

 

SDGsの視点で見るオススメ映画5回目は、アフリカのマラウイが舞台の作品『風をつかまえた少年』です。
マラウイは、アフリカの南、タンザニア、ザンビア、モザンビークの3か国に囲まれた小さな内陸国。
アフリカに疎い私は、この映画を見るまでマラウイという国の存在をしりませんでした。

ネットの情報では、マラウイ湖を中心とした農業国、と書かれていますが、映画の主人公である14歳の少年ウィリアムが暮らす村は、2001年の大干ばつにより、作物が育たない飢饉状態にあります。

ウィリアムは好奇心にあふれる聡明な少年ですが、学費が払えず学校を退学になります。
それでも「学びたい」という気持ちを持ち続け、自転車のダイナモライトの仕組みを知ったのをきっかけに、ダイナモを使った風車でエネルギーを作り出したいと思うようになります。

これこそ発明の原点! ブラボー!!です。

インフラに恵まれ、ボタン一つで水や電気が得られる環境で生きている日本人からは、とても生まれない発想ともいえるでしょう。

この映画は実話が元になっています。
自転車から発想して風力発電機を作り、村を豊かにした少年ウィリアム・カムクワンバは、2013年にタイム誌の「世界を変える30人」にも選ばれました。

この物語に感銘を受けた名優キウェテル・イジョフォー(アカデミー賞受賞作『それでも夜は明ける』主演)が初監督。少年の父親役も演じています。

SDGsの視点では、なんと、

目標1「貧困をなくそう」

目標2「飢餓をゼロに」

目標4「質の高い教育をみんなに」

目標6「安全な水とトイレを世界中に」

目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」

目標8「働きがいも経済成長も」

目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」

目標10「不平等をなくそう」

目標13「気候変動に具体的な対策を」

目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」

が当てはまります。
まさにSDGsの王道を行く作品です。

ユニセフのサイトでは、17目標のターゲットについて、子供でもわかるように、やさしく解説していますので、ご興味のある方はアクセスしてみてください。

プロフィール
編集ライター
JUNTO
普段は固めの記事広告ライター。ときどき映画やラテン絡みでもお仕事してます。 10年ほど前に2年ほどブラジルに滞在して以来、ラテンカルチャーを日本で広めようと奮闘中。 写真は建築家オスカー・ニーマイヤーが設計したリオのニテロイ現代美術館。 http://officejunto.org/

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