WEB・モバイル2019.11.13

期待以上の、成果を生み出す。

名古屋
DDT PRODUCT 代表
Akihiko Nagano
長野 昭彦

Webの黎明期から制作会社としてのノウハウを積み重ね、デザインからシステム、マーケティングの領域までを幅広くカバーすることでクライアントから絶大な信頼を集めるDDT PRODUCT。代表の長野昭彦氏に、グラフィックデザインからWebの世界にシフトした理由や起業の理由、今後の展望、クリエイターへのメッセージなどを伺いました。

グラフィックデザインからWebの世界へ。

長野さんが独立を果たすまでのキャリアを教えてください。

2005年に独立したのですが、それまでは中堅印刷会社の制作部門で4年ほどグラフィックデザイナーをしていました。その職場では会社案内をはじめ製品カタログやちらしなど、さまざまな媒体のデザインに携わることができました。

グラフィックデザインはどこで学ばれたのでしょうか?

デザインの専門学校に4年通いました。子どもの頃から図工が大好きで、パソコンにも興味があったので「将来はパソコンを使った仕事をしたい!」と考えていました。高校生になって将来の進路を考えた時に、デザインの道に進むことを決めました。三重県の津市出身なのですが、専門学校は名古屋で有名な「HAL」に通うことにしました。

会社員から起業に至ったきっかけは?

Webの可能性に魅了された。というのが一番の理由でしょうか。当時は世の中にインターネットが普及しつつあった時期で、現在のようにどの会社もWebサイトを持っている時代ではありませんでした。勤めていた会社でも紙で制作した素材を基にWebの提案などを始めていたのですが、どこまでいっても印刷物の付加提案という形でした。 僕としては紙よりもむしろインターネットの世界に未来を感じたため、グラフィックではなくWeb制作で独立したいと考えたんです。

実際に独立してみていかがでしたか?

前職の得意先には一切営業をかけなかったので、最初の2年ほどは大変でした(笑)。知り合いのクリエイターに「僕、独立したんです!」と宣言して仕事を回してもらったり、ビジネス交流会に参加したりしました。Web制作だけで食べていくことが難しかったので、グラフィックの仕事も受けながら得意先を開拓していきました。 また、当時はWeb制作のスキルを教えてくれる人もいなかったため、本を読んだりインターネット上にある情報をかき集めて自力でノウハウを積み上げていくことが必要でした。ただ、Web業界の急速な進化やスマートフォンをはじめ次々に現れる新たなガジェットにも興味があったので、楽しみながら学んでいったという感じです。5年目くらいからは仕事が安定してきたため、外部ブレーンと協業して制作にあたることも多くなりました。

悩みをまとめてご相談いただけるパートナーに。

現在の事業領域について教えてください。

コーポレートサイトやブランドサイト、ランディングページまで業種を問わずサポートしています。また、ECサイトの構築や運用・マーケティングのサポートなども行っています。引き受ける仕事の半分ほどは直クライアント案件で、残りの半分は広告代理店やプロダクション経由という状況です。

御社ならではの強みはどのような部分でしょうか?

窓口をひとつにして、Web関連のお悩みをまとめてご相談いただける部分だと思います。特に中小企業のお客さまは相談窓口をひとつにしたいという想いが強いようですが、業務の細分化が進んだ昨今では、デザインはA社、システムはB社、広告出稿はC社と別々に発注せざるをえないシーンが多いと感じます。しかし当社ならすべての領域を束ねて相談に乗れますので、心強いパートナーとして選んでいただけているように感じます。

「DDT PRODUCT」の社名の由来を教えてください。

良く聞かれる質問なのですが…そこまで深い意味はないんです。プロレスや格闘技が好きだったので「DDT」という技の名前を思いつきで社名にしました。実は東京にDDTというプロレス団体もあって、そこにファンレターを出したお子さんの母親から「うちの子がファンレターを出したのに返事がないんですけど!」と間違い電話を受けたこともあるんです(笑)。
また、Webという実態がない業界で「形あるものを作る!」という想いを込めて、あえて「PRODUCT」と名付けました。

クリエイターへの発注は、お客さまにとって投資。

長野さんの「仕事の原動力」についてお聞かせください。

原動力はズバリ「好奇心」ですね。もともと新しいモノが好きというのもあるのですが、新しい技術やプロダクトに目を向けることによって事業としても「あれもしたい!」「これもしたい!」というのがどんどん出てきます。もちろんWeb制作に軸足を置いていますので飽きずにコツコツと作り続けることは大切ですが、好奇心をもって仕事に取り組むことで成長を続けることができると考えています。

これから力を入れていきたい領域はありますか?

ひとつは、プロダクト領域への進出です。今年に入って3Dプリンタを導入したので、さまざまな立体物を気軽に造形できるようになりました。3Dプリンタを活用して自社のオリジナル商品づくりにチャレンジしたいです。
そしてもうひとつが、コンサルティングへのシフトです。現在もコンサルティングの領域から販促・マーケティング活動のお手伝いはしているのですが、より強化していこうと考えています。具体的にはセミナーなどを活発に行うことで、自分が発信した想いや思想に共感いただけるクライアントの獲得をめざします。また、協業を行うパートナーをさらに増やして多くの仕事を獲得できる体制を整えていく予定です。

長野さんが「経営者」になったことで最も変わったことは何ですか?

数字への意識の変化だと思います。ビジネスを続けていくために“売り上げ”をシビアに見ることはもちろんですが、「お客さまにとってこの金額は妥当なのだろうか?」と顧客目線で数字を見るようにもなりました。クリエイターへの発注は、お客さまにとって投資です。投資した金額以上の成果・数字をあげてこそ、プロフェッショナルなのだと思います。

最後に、クリエイターへのメッセージをお願いします。

選ばれるクリエイターになるために必要なのが「未来を想像させてあげられるスキル」だと僕は考えています。 「こうすることで、未来はこうなるんじゃないですか?」「こうゆう展開も考えられますよ!」と、過程から結果までを自分の言葉で説明できるようになれば、お客さまからの信頼を勝ち取って長いお付き合いができると思います。 あとは、クリエイターにはそれぞれのスタイルがあるので、これが正解というのはありません。自分のスタイルを早く確立して、やりたいことに注力することが、活躍への道につながると思いますよ!

取材日:2019年10月8日

DDT PRODUCT

  • 代表者名:長野 昭彦
  • 設立年月:2005年8月
  • 事業内容:ウェブサイト企画制作/グラフィック/広告企画制作/ウェブコンサルティング/ウェブ・DTPトレーニング業務
  • 所在地:〒460-0007 愛知県名古屋市中区新栄2-2-19 新栄グリーンハイツ205
  • 電話番号:052-263-9235
  • URL:https://ddt-product.net
  • お問い合わせ先:info@ddt-product.net

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