WEB・モバイル2019.12.10

お正月デザインにも!おめでたい日本の伝統文様

東京
WEBクリエイター
日本文化×デザインあれこれ
いのうえ

前回の投稿「めでたさの表現」に続き、今回もめでたさに注目したいと思います。
日本には吉祥文様と言うおめでたい意味が込められた伝統文様があります。お正月のデザインにも取り入れやすいですよ!

松竹梅

松竹梅

松・竹・梅を組み合わせた文様。松・竹は冬の寒い時期に緑を保ち、梅は寒い時期い花を咲かせる事から吉祥とされた。それぞれ単独でも吉祥文様として使用する事ができる。

扇

開いた扇の形の文様。扇面文ともいう。末広がりの形は発展、繁栄の吉兆を表す図形として好まれた。

七宝

七宝

仏教の経典に書かれている七つの宝物「金、銀、瑠璃、珊瑚、瑪瑙(めのう)、玻璃(はり)、千年生きるとされるシャコガイ」に由来すると言われている。円満、調和の吉祥文様。
円の中に更に吉祥のモチーフを入れてめでたさを表現することもできる。

桐唐草

桐唐草

鳳凰と並んで描かれる事が多いため、平和の象徴としても用いられるようになった。
桐唐草は最上に愛でたい桐と、長寿・繁栄の唐草を組み合わせた吉祥文様。

鶴亀

鶴
亀

鶴は千年、亀は万年と言われ、長寿の吉祥文。 亀文は六角形の甲羅だけをシンボル化した亀甲文もある。

吉祥文様は他にも沢山あります。意味を調べてデザイン意図にマッチした伝統文様を取り入れてみてください。

プロフィール
WEBクリエイター
いのうえ
WEBクリエイター(デザイン/コーディング) サイトリニューアル、デザインの他、企業系大規模サイト制作・運営などに携わる。fellowsでのセミナー講師経験もあり。 ここでは個人的に情報収集・発信している日本文化とデザインについて紹介していきます。

日本中のクリエイターを応援するメディアクリエイターズステーションをフォロー!

TOP