クラプトン、ノエル・ギャラガー、クリス・マーティンが語る『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』

東京
株式会社フェローズ スクール プロモート セクション 兼 アニメセクション アドバイザー シニアプロデューサー
Yuoh Sekita
関田 有應
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© 2020 Polygram Entertainment, LLC – All Rights Reserved.

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皆さんは「ビー・ジーズ」をご存じですか?

1963年にオーストラリアでデビューした男性ボーカルグループです。

読者の皆さんがまだ生れる前でしょうか。

「フィーバー」という言葉が、全世界的に流行った時期があります。

『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977年)という映画が大ヒットし、その主題歌を歌っていたのが「ビー・ジーズ」です。

 

『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』は、そんな「ビー・ジーズ」の50年近い軌跡を、ドキュメンタリーとして構成した映画。

未公開フィルムや貴重な映像で構成され、当時のカルチャーを記録するドキュメンタリーとして、音楽ファンはもとより、映画ファンにとっても見ごたえのある内容です。

そして、バリーと双子の弟、ロビンとモーリスの兄弟愛、家族の物語は、音楽ドキュメンタリー映画に留まらない、ヒューマンドキュメンタリーでもあります。

 

「ビー・ジーズ」は、オーストラリアで活動を開始、イギリスでブレイク、全世界でアルバム2億2千万枚超を売り上げて全英・米ナンバーワン・ヒットが20曲、トップ10が70曲というビートルズに続くジャンルを超えたヒットメーカーです。

そんな中で『サタデー・ナイト・フィーバー』で歌われた「ステイン・アライヴ」や「愛はきらめきの中に」で、全世界にその実力を轟かせました。

しかし、彼らの半生は決して順風満帆な人生ではありませんでした。

日本で「ビー・ジーズ」が知られるようになったのは、1971年に劇場公開された『小さな恋のメロディ』の主題歌「メロディ・フェア」ではないかと思います。

11歳の主人公「メロディ・パーキンス」と「ダニエル・ラティマー」をトレイシー・ハイドさん、マーク・レスターさんが演じ、淡い初恋を描きました。

映画のなかで、「ビー・ジーズ」が唄う「メロディ・フェア」のメロディは温かく、抒情的。2人の淡い恋心が楽興を通して表現されています。

当時まだ、高校生だった私にも思い出深い1曲です。

兄弟だから奏でられるハーモニーの美しさ!そして優しくも力強い歌唱力!

映画の中でオアシス(Oasis)のノエル・ギャラガーも「兄弟の歌声は誰にも買えない楽器だ!」と語っています。

彼らは、自分たちが信じる音楽を追求し続けてきました。

そこには、人の心に響く想いや優しさがあります。

 

自分自身が楽しくない音楽は、リスナーにとっても決して楽しい音楽ではありません。

自分たちの音楽と向き合い続けた

兄弟だから奏でられる美しい旋律とハーモニー。

それが「ビー・ジーズ」の音楽の世界です。

 

「マサチューセッツ」というヒット曲が有ります。

優しい旋律で、兄弟だから出来るコーラスアレンジと音が美しい曲は、先輩からすすめられはじめて聞いた思い出の一曲で、今でも心に残っています。

私には、音楽の師匠ともいえる、中学、高校の先輩がいます。

大の「ビー・ジーズ」ファンで、私の音楽性に多大なる影響を与えた人物です。

現在でも、音楽業界で活躍されているヒットメーカーの音楽プロデューサーです。

今回、この記事を執筆するにあたり、出来上がりを楽しみにしてると励まされました。

その先輩が好きな曲が「マサチューセッツ」です。

だから当然、私の好きな楽曲も「マサチューセッツ」です。

まだ17歳の頃にはじめて聞いて、本当に素敵な曲だと思いました。

この曲を聞くとその頃の景色が目に浮かびます。

私の中でのお勧めの1曲です。

 

「ビー・ジーズ」は現役の人気アーティストの中にも熱いファンが多く、作中では、ノエル・ギャラガーをはじめ、エリック・クラプトン、ニック・ジョナス(ジョナス・ブラザーズ)、クリス・マーティン(コールドプレイ)、ジャスティン・ティンバーレイク、マーク・ロンソンなど錚々たるアーティストが参加し、ビー・ジーズを語ります。「ビー・ジーズ」の音楽を愛する彼らのコメントもまた必見です。

 

今だから制作出来る映画で有り、また、混沌とした世界情勢!いつ何が起こるかわからない時代だからこそ、この映画のメッセージを心より感じたく思います。

皆様、是非、劇場に足をお運び下さい。

『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』

11/25(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほかにて公開決定!

 

© 2020 Polygram Entertainment, LLC – All Rights Reserved.

監督:フランク・マーシャル 
製作:ナイジェル・シンクレア、ジーン・エルファント・フェスタ 
脚本:マーク・モンロー

出演:バリー・ギブ、ロビン・ギブ、モーリス・ギブ、アンディ・ギブ、
エリック・クラプトン、ノエル・ギャラガー(オアシス)、
ニック・ジョナス(ジョナス・ブラザーズ)、マーク・ロンソン、
クリス・マーティン(コールドプレイ)、ジャスティン・ティンバーレイクほか

2020年/アメリカ/英語/カラー/111分
原題:The Bee Gees: How Can You Mend a Broken Heart
日本語字幕:大渕誉哉/字幕監修:吉田美奈子 

配給:STAR CHANNEL MOVIES 
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プロフィール
株式会社フェローズ スクール プロモート セクション 兼 アニメセクション アドバイザー シニアプロデューサー
関田 有應
大学を卒業後、テレビ局直系制作会社に入社。 アシスタントプロデューサーを経て、プロデューサーに昇格。企画、番組制作、イベント映像、PV、VP制作を行い、その後CM制作を中心に実写業界でのキャリアを積み、その後大手出版社グループでデジタルコンテンツ系の映像・音楽制作会社の設立を機に転職。 設立メンバーとして映像制作・音楽制作を中心に、子供向け作品、テレビシリーズ・OVA・劇場版・音楽制作・マーチャンダイジングと、キャラクタービジネスの世界で製作プロデューサーを行う。代表作は、平成の名物キャラと言われる主人公がハムスターのアニメ作品。 その後、株式会社フェローズにてアニメセクションの立ち上げを行い、現在はスクール プロモート セクションにて、全国の映像系学校でのセミナー講師を始め、人材育成、映像業界へのご就業を希望される未来のクリエイターの皆さまに向けたキャリアアドバイザーを行っている。 無類の音楽好きで、40年ぶりに大学時代のバンド復活!現在活動中!

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