クレヨンという宝探し

東京
カメラマン、ライター、社会人兼旅人
社会人兼旅人の旅空
鈴木勝彦

うちにはもうすぐ2歳になる子供がいるが、この歳の子供となるととにかく動く。
オモチャを噛む、投げる、落とすは日常茶飯事。小さい隙間を見つけてはそこに投下して、人目につかぬ空間にオモチャが溜まってゆく毎日。

我々親はそれを回収してオモチャ箱にしまうのが日課になっています。
そんな中で探すのに苦労しているのがクレヨン探し。このクレヨン。なかなか優れものでどこに書かれても簡単に拭き落とせるし、子供が舐めても平気というもの。

とても重宝しているが、子供が乱雑に扱うから常に部屋に散らばっている。

私の日課は仕事から帰ってきたらこの12本のクレヨンを探し集める事になっている。
9本ぐらいはまとまった場所にあるのだが、残り3本はだいたいとんでもないところに存在していたりする。椅子の裏や、わずかな隙間もくまなく探索していると、なんだかドラゴンボールでも探している様な感じになってくる。あれは7つ探せばいいが、こっちは12本だ。見つかればいいが、そう上手くはいかないのが子育ての日常。子供に振り回される嬉し悲しい親の悲哀なのである。
そして1本、また1本とクレヨンが行方不明になっていく。

そんな怪獣の様な行動でも、子供の寝顔見ると「うん、元気で何より」と思う日々です。

プロフィール
カメラマン、ライター、社会人兼旅人
鈴木勝彦
千葉県市原市出身【Portfolio : https://ienekoyamaneko.wixsite.com/k-suzu】

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