(乗り捨て電動)チャリで来た

東京
コピーライター
TOKYOそういえば日記 16
コジマカツヒコ

みなさん、電動自転車に乗ったことは   ・・・・いや、何でもないです。

 

はぁ?   とか言われそうだし。今どきは電動が普通らしいですね。

 

コロナ騒動以降、新宿とか銀座とか、都心をブラブラすることがめっきり減りました。

感染が怖いというより、どこを歩いても人だらけなのでずっとマスクを取ることができない。

どうにもそれが文字通り息苦しくストレスなのです。

 

あまり人けのない地元なら、マスクを外して空気を肺にいっぱいに吸って歩ける。

なのでどこかへ出かけたい時は地元(東京の都下)ばかりをブラブラする日々です。

 

この夏、家の近くにこんなマークの自転車群が出現しました。

「ダイチャリ」。代打または代用のチャリンコという意味でしょうか。

隣町では「のりすけ」なる名前があてがわれていました(個人的には「のりすけ」が好き)。

 

 

何かというと、15分70円で乗り捨てができる電動自転車のシェアサービスです。

 

「ダイチャリ」も「のりすけ」も、大もとの運営は『ハローサイクリング』。

関東を中心にけっこう大きなネットワークを持っているようです。

 

さっそく使ってみることに。わたしくごとでアレですが、ずっと不便に思っていた

地元のプールへの交通手段がラクになれば良いなと。

 

プールのある体育館は(運動施設あるある)市のはずれにあって、

徒歩で向かうには20分以上もかかります。暑い日、寒い日にはちょっとしんどい。

クルマは行くのはいいとして駐車場が満杯の時が多い。バスはお年寄りばかりで少し気が引ける。

自分の自転車で行くのがベター、でもプールを出た帰りに雨が降っていたりすると

駐めた自転車をどうしたものか。。。ゲリラ豪雨も多いし。

 

乗り捨てできる自転車、しかも電動で速いヤツ。うってつけではないですか。

 

では使い方。

まず準備。スマートフォンにアプリを入れてメールアドレスや名前を登録します。

次に支払い方法の選択します。決済方法は、クレジットカード、ケータイのキャリア決済、

Yahoo!ウォレットやGoogleのアカウントを使っても登録できます。

わたしはキャリア決済を選びました。

 

自転車を借りるにはアプリから予約を入れます。

アプリを立ち上げると、GPSで近くの「ステーション」の状況が表示されます。

借りる場所も返却する場所も、この「ステーション」を利用します。

 

貸し出し可能な自転車は2台ありました。

画面をスクロールして、借りたい自転車を選べば予約が完了。

30分以内に取りに行かないと自動でキャンセルされる仕組みです。

キャンセルに際して料金に発生しないので気軽に予約を入れられます。

 

自分の番号の自転車を確認したら、ハンドルに取り付けられた操作パネルの電源をON。

アプリに通知される4ケタの解錠キーを入力するとタイヤのロックが外れ、あとは

普通の自転車と同じく走り出すことができます。

 

わたし、恥ずかしながら電動自転車に乗ったことがありませんでした。

すごいですね科学の進化は。こぎ出しのアシストがガツン、びゅいんと力強い。

ヨボヨボのお爺さん(失礼)が見た目に反してすごいスピードで駆け抜けていく

心霊現象に近いような風景を何度が見ていましたが、なるほどそういうワケか。

 

10分ほど走ると、体育館の裏手にあるステーションに到着。

所定の車輪止めに自転車を駐めて再び操作パネルの電源をONすると、返却するかと

聞いてくるので、RETURNを押したら返却が完了。

お値段70円也。あとでホームページを見たら12時間借りても1,000円ポッキリ。

速いし、安いし、乗り捨てできてラク。とても気に入りました。

 

以来、プール通いを筆頭に、図書館、隣町のショッピングモール、ラーメン屋

などなど、以前よりも広範囲に楽しく地元をブラブラしています。

仕事でも2回ほど活躍してくれました。

 

打ち合わせの場所が駅から徒歩10分、15分とか、微妙に遠いケースってありますよね。

そんな時、降車駅の近くと打ち合わせ場所の近く、それぞれにステーションがあれば

涼しい顔をして参上できますよね。

テレワークへの支援で増えつつあるサテライトオフィスに通う時なんかもコレきっと便利。

このページから最寄りのステーションを検索できます。

 

 

そういえば、自転車からQueenのヒット曲「Bicycle Race」を思い出しました。

収録されたアルバム“JAZZ”の初回版レコードにはたくさんのすっ裸の女の人が自転車に

またがっているポスターがおまけでついてきて、あれはびっくりした。

「昔はねぇ」と言われそうだけど当時もそこそこ問題になった。

 

プロフィール
コピーライター
コジマカツヒコ
30数年前、マスコミ電話帳を片手に「使ってくれませんか?」の電話勧誘を繰り返し「ゆ」のページに書かれていた制作会社に潜入。流通やメーカーのハウスエージェンシー、広告代理店を経て独立。得意領域は流通小売・メーカーの広告や販促ツールいろいろ。趣味は水泳と愛猫の育成、お酒と無駄話。お仕事のご依頼は kojimakatsu@icloud.com までメールくださいませ。

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